聖太の袋
聖太の袋(さんたのふくろ)
煉切
サンタクロースの名前に「聖太」と漢字をあて、
子供たちに配るプレゼントを詰め込んだ袋を煉切で形作り、
クリスマスらしく、赤と緑の紐でくくって仕上げました。
サンタの起源については、4世紀ごろ中東(現在のトルコ辺り)に住んでいた、
聖(Saint)ニコラスというキリスト教の神父である、というのが通説になっています。
3人の娘の結婚資金に困っている貧しい人がいることを知り、
夜ごと煙突から金貨を投げ入れ、めでたく結婚することができたそうです。
また、その金貨は暖炉に干していた靴下の中に偶然入り、
クリスマスのプレゼントを靴下の中に入れる習慣は、
そこから始まったと言われています。
サンタクロースは本当にいるのか?
という疑問は、いつか必ず子供たちに訪れるでしょうが、
そのとき皆さんは、何と答えますか?

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