風花
風花(かざはな)
きんとん
風花というのは、晴天にちらつく雪のことで、
近くの山辺りで降っている小雪が、
風に送られて飛んでくることもあるそうです。
そういった風情を、空色のきんとんに氷餅を散らして表しました。
それにしても、冷たく澄んだ青空に舞う風花とは、
先人の、風流な名付けのセンスには感心させられます。

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